さて、プレスダウンさて、プレスダウンに入ってみましょ。基本コンセプトから説明するね。 このプレスダウンの特徴はコート密度(バックコートの人数)を上げる所から入るんだ。じゃ、図を見ながら説明するね。 良く、コーチから「パス&ランをしろ!」とか「広いスペースを確保しろ!」 とか言われると思うけど、DFはそれを狙ってるんだから 逆手に取って、ハイポストの所でステイしてしまいましょ。 ついでにウィングの人間も同じラインまで下がってDFを牽制しよっか。 さてさて、早速パスだがディナイしてきているから 「開いているスペースに味方を取りに行かせる」って事が肝だね。 ↑図で注目して欲しいのがA/B/Cの動き。 Bはボールサイドを思いきってボールサイドカットしてしまいましょ。 Aは完全にステイ(留まる)しようよ。 で、CはBがボールサイドカットするのを見ながら合わせてフラッシュアップしよう。 この時点でA/B/Cにパスコースが出来ているんだ。この時点で通ればOK。 通らなかったら次ね↓ Aがステイしている事によって、aはAに付かざるを得ない状況になってるのが解るかな? 基本はココなんだ。プレスは一番最初に言ったけど、1人のボールマンに2人のDFがつくでしょ。 って言う事はさ、バスケは5on5でやるんだから 絶対アウトナンバー(DFが付いていないOF)が居るはずだよね。 だって、ボールマンに1on2でついてるんだ物、他に2on1の所が有るはずさ。 それを、フロントコートの遠い所ではなくて、 近くて速いパスが出来る所に その状況を作って上げればいいんだ。 ただし、あんまし近過ぎたりするとDFに有利に事が運ぶから以下の事に注意してね。 ・自分のスペースの取り方(OF同士のスペースを空ける距離も含めて) ・パスの出す所(スペースパス) ・出し方(ピボットから1ハンドバウンドとか) ・パススピード は他の練習でもちゃんとやっておかなくてはね。 おっと図の説明ね。 この図では逆サイドフラッシュしてきたOFにパスって事になってる。 Aが空いてれば当然Aにパスよ。 Bは思いきってアウェイ(どっか行って)してしまいましょ。 Cは思いきってフラッシュアップね。 はい、↑この図の特徴は、DFはローテーションシフトをしているって事。 さっき言った「密度が上がってる」のと、OFが大きくポジションチェンジをしているから 1on2で付けなくなってきてるんだな。 だから、しょうがなくDFはローテーションを掛けざるを得ない状況と言う事。 これで完了。 もうCにはパスが通るでしょ。ただ、素早くしなきゃだめよ(^^; ここの肝はAとBそしてC。 パッと見てC-A-Bで縦のラインが出来てるんじゃない? もう、そのままC-A-Bの順番でパスしてくれて良いよ(^^ 完全にこの時点でDFの方が、今度は後手を踏んでるんだから、 インターセプトは気にしないで良いはずだ。 今回は、DFの当たりや、シフトが早いって前提で、1回逆サイドに振ったけど、 本当は図の2番目で「B」か「A」に繋いでしまうのがダウンとしては正解。 これはプレスダウンとして書いたけど、元ネタはあるんよ。 「サイドラインアタック」って言うのがね。 これは今度また時間があったら書くね(^^ 最後に・・・ 沙希を始め、このページを見た人に一番考えて欲しい事なんだけど これは、「あくまでも一つの形」でしか無いんだからね。 図は1~5まであるけど、その途中でも狙える所は一杯有る。 その事を踏まえた上で、 「どうしてOFはこう言う動きをするのか?って疑問を持ってくれる」 事が何よりも嬉しい。 もう一個。 今回はボールマンに対する事は殆ど書いてないけど ボールマンは2人で付かれるんだから 「ピボット」をしっかり踏まないとその時点で「負け」だよん。 いじょ |